江ノ島と温泉の1日で、“今の自分でいい”と思えた話

1.awabataとわたし

今回の江の島は、最初から予定通りに進んだわけではありませんでした。むしろ、「予想外の出来事」から始まった1日でした。

本当は「鎌倉に行こうか」と思っていたのですが、ダンナさんが「鎌倉は混むからイヤだ」と言ったので、久しぶりに江の島に行くことになりました。まるで導かれたような、偶然が重なった1日となりました

電車でまさかの遭遇 ―「ここで会うの?」

本当は弁天橋で合流する予定でした。ところが、江の島に向かう電車の中で、裸足に雪駄の人を見かけて、よく見たらダンナさんでした。

「えっ、ここで会うの?」と思わず笑ってしまいました。この時点で、もう予定とは違う流れになっていたのです。

メモが消えた ―ということは

回る順番をメモにしてポケットに入れていたのですが、弁天橋を渡っている途中に確認しようとした時には、もうどこにもありませんでした。

その瞬間、「今日は感じるままに歩けばいい日なんだ」と思えて、心軽くなり。

江ノ島に着く頃、厚い雲におおわれていた太陽が顔を出しはじめました。

 

階段が驚くほど軽かった不思議

江島神社の鳥居をくぐって階段を上るとき、身体が驚くほど軽かった!

いつもなら階段を見ただけで「登りたくない」と思うのに、この日は自然なペースで黙々と歩けました。息は切れても、つらさは感じない。不思議と整っている感覚でした。

銭洗弁天 ―「1人では気づけなかった場所」

辺津宮から中津宮へ向かう途中、ダンナさんが「ここ、銭洗い弁天があるよ」と教えてくれました。

もし1人で来ていたら、ぼんやり通り過ぎていたと思います。財布の硬貨を洗ったら、なんとなく“スッキリした感覚”が残りました。

こういう小さな体験こそ、あとになって思い出されるのかもしれないですね。

 

奥津宮と亀石 ―鳥たちが一斉に鳴いた瞬間

奥津宮で参拝したあと、大銀杏の根元にある亀石のところに立ち寄った瞬間、ヒバリ・カラス・トンビなど複数の鳥が、一斉に鳴き始めました。

「飛んできた」のではなく、合図のように“鳴き始めた”のです。

冬前の江の島は、野鳥の種類や行動が変化しやすくなる時期なのだとか。江の島は海・風・木々が揃った場所。特に朝は鳥の鳴き声が変化しやすいそうです。

その瞬間がとても印象に残りました。

稲村ヶ崎温泉 ―“気づき”が降りてくる場所

朝食のあとは、稲村ヶ崎温泉へ。

露天風呂に入ったら、女性2人が誰かの悪口を言っていました。以前の私なら苦手に感じたと思いますが、この日は心穏やかに過ごせる自分がいました。

1年前の私は「足りないこと」ばかりに目が向いていた気がします。でも今は、“今あること”に自然と目が向くようになった。それだけで十分すぎるほど幸せなんだ。

2週間前に温泉に行った時の朝。ふと、こんなことを思いました。

私はこの顔で、この平凡な能力で生まれてきたことがカンペキなんだ。

その気づきを得てから、人生がガラッと変わり。今回の温泉で更にに整った感があります。また誰かを癒す仕事をしてもいいかもと思えるように。そんな自分を嬉しく感じました。

帰り道で思い出した、1本の映画

帰り道、是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」という映画を思い出しました。

人は亡くなると、人生で一番大切な瞬間を映像にできる――という物語です。そこに出てくるのは、

  • 豪華な食事
  • 有名な観光地
  • お金をたくさん稼いだ話

…ではなく、

  • 都電に乗ったときの心地いい風
  • 桜の花びらが舞う風景

そのような何気ない生活のひとこま

改めて、「普通の毎日こそ、いちばん尊いな」と思いました

終わりに

江ノ島での体験は、特別なことをしたわけではありません。お参りして温泉に入ったというだけです。でも、自分の“今”をちゃんと感じられる一日でした。

昔見た映画も、そのときの気づきも、abawotaで学んだことも――すべてが今につながっている。人生には、本当に無駄なことは何もないのだなぁと思います。

本来の自分の質で生きることの気楽さと自由を味わえるって、幸せだなあと。

\awabotaは “本来の質”を生かして生きる実験場/

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